ようやく問題解決
2週間ほど前に仕事用Windows10デスクトップにトラブル発生。起動すると、ログイン画面の直前で真っ黒画面になって、くるくる回るステータスバーがまわり続ける。
セーフモードでなんとか起動してみたりすると、どうやらビデオボードまわりで問題発生の様子。GeForce 650 Ti を載せているのだけど、オンボードビデオからディスプレイに出力する分にはなんら問題なし。GeForceから出力すると、どうやらログイン画面までも到達せずに無限ループに陥っている。
グラフィックドライバの問題か?と、新しいドライバがでるまではオンボードビデオを使いましょうということで、ここ数日は過ごしてきた。ところが、オンボードビデオの場合に
- VcXsrv がつかえない
- BlueJeansテレビ会議を使うと、画像が描写されない
という問題が発生。オンボードビデオってこんなに貧弱なのか?とおもうが、そこまで貧弱とは思い難い。VcXsrvについては、リモートログインしているLinux Box を手元に移動して、ディスプレイをつけて、直接使う事で回避。テレビ会議については、他のPCで回避。
まったく理解のできない症状が出ていたのだけど、漸く問題を同定できた。しばらく前に、iPad Pro をサブディスプレイとして使えないだろうか?と導入した "Duet Display"
が諸悪の根源だった模様。これをアンインストールしてみたら、まったく問題無く GeForce 650 Ti 使えるし、試していないけど 上記の問題も解決しているでしょう。最新版は バージョン1-4-5-2で、インストールされていたのは 1-4-4-2。最新版なら問題は解決しているのだろうか・・・・・
※ 追記
最新版をインストールして再起動。今の所問題なく動作している。盲点だった・・・・
セカンドモニターにフルスクリーン表示(VcXsrv)
VcXsrc で作業をしているのだが、セカンドモニター上でフルスクリーン表示をしたい。(ルートレスが使えればなにも問題ないのに、ROOTとの相性問題がまだある)
XLaunch でルートレスを選択して軌道しても、ウィンドウはメインモニタ上。目的を果たすには、
- XLaunchで設定をファイルに保存
- 保存したファイルを適当なエディタで編集。(ASCIIのXMLファイル)
- 編集箇所: ExtraParams に "-screen 0 @2" を追加
設定ファイルを保存し、ダブルクリック。セカンドモニタにフルスクリーン表示されているのでは?
参考:
Coreファイル on Fedora system
随分久しぶりのブログ。なんとなく、インターフェースも改良されているような気がしなくもない。
Fedora 24 上でC++ベースのアプリケーションを作っている。といっても、随分前に作ったものを再利用しようとして手をだしてみた。とある事情により共用ライブラリからstatic なものに変更していると、Abort!!
Coreファイルをみてみたいのだけど、
$ ulimit -c unlimited
してもコアファイルが生成されない。いろいろ検索してみると、どうやら「問題の報告」システムに統合されているのが理由のようだ。coreファイルを吐きながら、バグレポートシステムにも渡すように設定できそう。
今回は、問題の起きている場所がわかれば良くて、デバッガのお世話になるほどでもない。なので、バグレポートシステムをつかってみる事にした。アプリケーションがアボートしたら、「問題の報告」ツールで詳細を確認。必要な情報は詳細にあるので、一件落着。
便利なような、便利でないような・・・・
どうしても気に障る言葉「近しい」
最近「近しい」の使い方が気に障ってしかたない。単に「近い」と書けば良いのに、「近しい」って書いてある。割合としては一割に満たないと思うのだが、数年前はもっと少なかったような気がする。(気になり出すしきい値を超えたのかもしれないし、繰り返しの結果しきい値が減少してしまったのかもしれない)
はじめ「近しい」という表現を見た時に、その背景がまったく理解できなかった。そもそも「近しい」ってなんぞ?というレベル。私の国語の能力による所だとおもう。頻繁に目につくようになってさらに疑念は膨らみ、「もしかしたらわしが知らんだけで、『近しい』って用法があるかも?」と、その段階にいたり漸く調べる事に。
言葉としてはいわゆる『親しい』ということ。これは「したしい」とも「ちかしい」とも読む。後者は『近しい』でも良いわけ。なるほど『親しい』ということね、と合点がいったわけなんだが、それじゃあもともと気になっていた問題は?というと、例えばある値が何か別の値に「近い」ときに「近しい値」と表現されている。
ネットを漁ってみると、どうやら最近全国的に広がっているネットスラング的なもののようだ。どこかのローカルルールとして利用されていたもののような記述もあるが、真偽のほどは知らず、なんだかしらんが感染が広がっている。
一つの理由として、ある種の婉曲表現として誤用が広がっているのでは?という指摘も受けた。単に「近い」というのは直接的すぎて、「近しい」ということでその状態を表現したいのだとか。そもそもの発端に立ち返って確認してみると、さもありなんという気もしてくる。
『遠い』とか『離れた』とか、逆のパターンはどうするのだろう?
iPad Pro をつかってみた
TeXの話
先日はTeXのコマンドの健忘録ということで、久しぶりに書いてみたわけです。ただ、時間の流れはコマンド云々なんていっている以上に速いわけで、CloudTeXを使っている人を見て、まあ衝撃を受けたわけです。
アカリクという、「アカデミックリクルート」の略を名前にしている会社、高学歴向けのリクルート会社といえばいいのかもしれませんが、そのアカリクが運営しているCloudベースのLaTeX環境ですね。
iPadが出回り初めた頃から、クラウドベースのTeX環境の需要はニッチな所で少なくとも生まれていました。今でこそ、iPadにフルのTeX環境を構築するなんて事ができるようになっているらしいですが、当初はWebベースサービスへのインターフェース止まり。
iPadでTeXってのをあたってみても、日本語が通るサービスはほぼ皆無に等しくて、とりあえず使えますね程度でしかなかった。
ところが、このCloudTeX、日本語もバッチリ。別にタブレットに限るわけではなくて、ブラウザベースのアプリにいい感じに仕上がっています。ファイルツリーとエディタとビュワーを3ペインで表示するいたってシンプルなインターフェース。Webアプリということで、一つのウィンドウにコンパクトにまとめられていますが、やる気になればビュワーは独立ウィンドウでの表示もできるはずなので、将来的には欲しい機能かもしれませんが、当座はまったく問題ない感じ。
ページ数が多い文書になった時、どの程度まで実用可能なのかわかりませんが、最低限の事はできているし、そもそもバックエンドでSyncTeXに対応してもらったりした日には素晴らしく良い環境になるのではないでしょうか。
Dropboxとの連携をしてしまえば、ローカルにはDropbox内のファイルとして見えるわけで、デフォのエディタが気に入らなければ、ローカルのエディタを使えばよろしい。いや、そもそもブラウザベースなわけで、適当なAPIを用意してくれているのであれば、エディタから直接叩く事だってできるような気がしないでもない。
技術的には、EmacsのLispアプリとして、CloudTeXへのインターフェースが用意されれば良いだけで、Emacsのバッファで編集して、APIつかってCloudTeXに送るなんて事が出来るんちゃう?(そんな事しなくてもDropboxのファイルを編集すれば良いわけですが・・・・)
デフォのエディタ、TeXコマンドの補完もしてくれるし、コマンドに色付もしてくれるし、最低限以上の仕事はしてくれている。あと、\label管理や文献管理ができちゃったらもうほんとうに言うことないですね。(もしかしたら出来たりして)
\label があるとちゃんと2回コンパイルして、データーベースファイルを作って、データーベースファイルがある場合は、\ref や \cite を打つと候補をポップアップしてくれる、そんな感じの機能があったら便利やね。
ptex2pdf の使い方?
半年ほどほったらかしにしていました。
いままで platex + dvipdfmx で PDF化をしてきましたが、しばらく触っていない間に世の中はどんどん進んでいるようで、ptex2pdf なんてコマンドをつかって処理するようになっていました。まとめる事で、TeXWorks 等の統合環境との整合性を向上しようという事のようですね。SyncTeXなんて便利なものがうまれ、エディターとビュワーの連携なんかもちゃんとサポートしましょう、別のツールをシームレスにつなぐ枠組みを作りましょう、って事でしょうか。
ptex2pdf で platex + dvipdfmx を呼ぶ
$ ptex2pdf -l -ot -kanji=utf8.euc hogehoge.tex
ですね。これでplatex を漢字コード指定で呼び出せます。勝手にdvipdfmxが動き、PDFが生成されます。便利。多分 SyncTeXを有効にして、 emacs の設定を済ませれば、Evinceとの連携ができてしまったりするのでしょう。
しゅごい。