Xdmxをためしてみました。

xorgになってから、Xdmxというものがあることは知っていたし、一度ためしたこともありました。その時はうまく動かなかったけれど、今回とりあえず動作確認できたので、まとめておきます。

使用PC: Fedora Core 4 (PC1, PC2 の2台使用)
設定: iptablesを無効にしました。

Xinerama有効化

まずは2つの画面を大きなひとつの画面にするべく、 xineramaオプションを有効にしておきます。/etc/X11/xorg.conf


Section "Serverflags"
Option "Xinerama" "true"
EndSection

を追加して、Xを再起動しておきます。これは使用する2つのPCどちらにも当てはまります。

とりあえずログイン

gdmがはしっているので、とりあえずはFailsafeモードでログインしておきます。今回はテストということもあるので、


> xhost +

で接続許可を全てのホストにあたえておきます。

Xdmxをつかってみる

PC1の仮想コンソールからログインしてみて、


> Xdmx :1 -display :0 -display PC2:0 -input :0 +xinerama &

としてあげて、なにも動いていないのもなんなので、

> twm -display :1

と、twmでも動かしてみます。PC1の:0が動いている仮想コンソールを表示させると、twmが動いていますね。マウスを画面の端に移動させていくと、PC1からPC2へのマウスポインタが移ります。

なかなか楽しいです。まだこれ以上をためしていませんが、古いPCがあまっていたらマルチウィンドウ環境を構築する1つの手段化もしれません。