LibreOfficeで発生していた問題

Impressを使っている時に、『スライド』を『ペースト』すると『スライドのスタイル』にある項目の継承関係か崩れるという事態が発生していた。

 

発表資料をつくろうと、Impressで編集。『ああ、そうだ、別のファイルに使えるスライドがある』と思い立ち、そちらのファイルから当該スライドを『コピー』、そして編集中のファイルに『ペースト』。すると、例えば『標準』→『強調』として用意していた『強調』スタイルの、ベーススタイルとの関係が壊されてしまう。

 

スライド内の統一感を維持するために、スタイル用意し、見栄えを調整していた。殆ど全てのスライドでそのスタイルを使っているわけで、継承関係がくずれてしまった瞬間、大惨事。

 

問題はLibreOfficeにあった訳ではなくて、どうやら私の問題だったらしい。LiberOfficeで設定されている『色』はそれほど多くなく、微妙な中間色を使いたくとも用意されていない。自分でちまちま専用パレットで追加する事もできるが、なかなかに面倒。

 

そこでX11のRGBテーブルやemacsのcolor tableを持ってきて、一気にまとめて追加できるように、置換用の設定ファイルを用意していた。この置換えはOpenOffice3の頃から、勝手にやっていたわけなのだが、どうやらそのフォーマットに問題があったらしい。

 

設定ファイルはXMLで書かれている。DTDLibreOfficeのどこかのホストに置かれている。つまりXMLのヘッダー情報(?)が古いものをそのままLibreOffice4でも使ってしまった事が問題だったらしい。

 

LibreOffice4のものに合わせて作りなおし、ついでにいくつかわかっていた問題も訂正し、そのファイルで置き換えたみたところ、当該問題も無事解消。