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TeXの話

先日はTeXのコマンドの健忘録ということで、久しぶりに書いてみたわけです。ただ、時間の流れはコマンド云々なんていっている以上に速いわけで、CloudTeXを使っている人を見て、まあ衝撃を受けたわけです。

 

cloudlatex.io

アカリクという、「アカデミックリクルート」の略を名前にしている会社、高学歴向けのリクルート会社といえばいいのかもしれませんが、そのアカリクが運営しているCloudベースのLaTeX環境ですね。

iPadが出回り初めた頃から、クラウドベースのTeX環境の需要はニッチな所で少なくとも生まれていました。今でこそ、iPadにフルのTeX環境を構築するなんて事ができるようになっているらしいですが、当初はWebベースサービスへのインターフェース止まり。

iPadTeXってのをあたってみても、日本語が通るサービスはほぼ皆無に等しくて、とりあえず使えますね程度でしかなかった。

ところが、このCloudTeX、日本語もバッチリ。別にタブレットに限るわけではなくて、ブラウザベースのアプリにいい感じに仕上がっています。ファイルツリーとエディタとビュワーを3ペインで表示するいたってシンプルなインターフェース。Webアプリということで、一つのウィンドウにコンパクトにまとめられていますが、やる気になればビュワーは独立ウィンドウでの表示もできるはずなので、将来的には欲しい機能かもしれませんが、当座はまったく問題ない感じ。

ページ数が多い文書になった時、どの程度まで実用可能なのかわかりませんが、最低限の事はできているし、そもそもバックエンドでSyncTeXに対応してもらったりした日には素晴らしく良い環境になるのではないでしょうか。

Dropboxとの連携をしてしまえば、ローカルにはDropbox内のファイルとして見えるわけで、デフォのエディタが気に入らなければ、ローカルのエディタを使えばよろしい。いや、そもそもブラウザベースなわけで、適当なAPIを用意してくれているのであれば、エディタから直接叩く事だってできるような気がしないでもない。

技術的には、EmacsLispアプリとして、CloudTeXへのインターフェースが用意されれば良いだけで、Emacsのバッファで編集して、APIつかってCloudTeXに送るなんて事が出来るんちゃう?(そんな事しなくてもDropboxのファイルを編集すれば良いわけですが・・・・)

デフォのエディタ、TeXコマンドの補完もしてくれるし、コマンドに色付もしてくれるし、最低限以上の仕事はしてくれている。あと、\label管理や文献管理ができちゃったらもうほんとうに言うことないですね。(もしかしたら出来たりして)

\label があるとちゃんと2回コンパイルして、データーベースファイルを作って、データーベースファイルがある場合は、\ref や \cite を打つと候補をポップアップしてくれる、そんな感じの機能があったら便利やね。