読み終わった本


暗黒館の殺人(上・下) 綾辻行人

館シリーズです。ネタバレになる可能性が高いので、なかなか書きづらいですが、館物の原点ともいえる作品。長編なので、上下2巻になったのはしょうがないのだけれど、通勤読書をたしなむ身としては、出来れば1冊の方がいいねぇ。行きつ戻りつしながら読みたくなるところも多々存在している。

暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス)

暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス)


暗黒館の殺人 (下) (講談社ノベルス)

暗黒館の殺人 (下) (講談社ノベルス)

犯人に告ぐ 雫井脩介


本屋さんで表紙を見ていて興味をもっていたのだけれど、結局いままで読んでいなかった。とあるきっかけで読み始めたのだけど、まあまあ面白いかな。劇場型というほど劇場型ではないように思えるけど、実際にこんな捜査が行なわれたら視聴率はあつまるだろうねぇ。現実はむしろ「テレビの力」のような形がはやっているね。

メインテーマはやはり主人公の鬱屈した感情なのだろうけれど。


犯人に告ぐ

犯人に告ぐ

東京タワー 江國香織


これもとあるきっかけで読み始めたのだが、ストライクゾーンになかなか擦らない。どうもこの系統の話は苦手、というかなにが言いたいのか良く分からない。

東京タワー (新潮文庫)

東京タワー (新潮文庫)