読んだ本


闇の子供たち、梁 石日


子供の臓器売買の話は「マリアプロジェクト(楡周平)」でも取り扱っています。
リアプロジェクトの方は救出劇もおりまぜたエンターテイメント作品として、
重いテーマながらうまくまとめているなぁという感じ。
ほぼ同じテーマ、ほぼ同じ設定であるにもかかわらず(マリアプロジェクトはSF的な拡張もありますが)、
これだけ違ったものになるのは、一体どういう事なんでしょうねぇ。


どちらにしても重い現実として存在している問題なのでしょう。
フィクションではなくノンフィクションのルポを読んで、一体なにができるのか考えてみようという気になる一冊です。

闇の子供たち (幻冬舎文庫)

闇の子供たち (幻冬舎文庫)