鼓膜切開

今日娘の鼓膜切開があった。滲出性中耳炎がなかなか治らない、聞こえも悪いようなので。その耳鼻科の先生は少々乱暴なところがある(?)のか、いやむしろファーストインパクトが悪かったのだと思うが、娘ははっきりいって拒絶反応を示していた。前回の治療まで。経過を見るために鼻、耳、喉の検診をしようと思っても、泣き叫ぶ、暴れる。しっかり抱いていないといけないし、喉にいたっては口を開けない。

こんなんで鼓膜切開できるのだろうか?と迎えた当日。

今日は泣くこともなく、すべて完了。最初に耳の様子を見てもらうとき、一人では椅子にすわりたがらないので、抱っこ。耳垢の掃除をしてもらうとき、こちらの腕をぎゅっと掴んだくらい。

耳の麻酔も1つめまったくOK。コットンに麻酔液をしみこませたものを鼓膜近くにいれる時も全くOK。切開のために一人で診察室に通されたあとも、全然OK。

肩すかしを一番くらっていたのは、担当医さんだろうなぁ。

恐がりなんだよね。経験した痛み等に対して。痛みも前もって言い聞かせていると、いやがりはするけど拒否反応までは起こさない。赤ちゃんの頃だって、プール熱の検査のために無理矢理綿棒で目元をぐりぐりされる事がなければ、お医者さんへっちゃらな、ある意味鈍感な子だったもの。

前回の拒否は、前々回のインフルエンザ検査のような痛い検査が記憶にのこっていたからで、納得できたら結構我慢できるのだよねぇ。

今回は結局痛い事はなさそうだ、って事に気づいたのかな。確かに拍子抜けしたのだけど、お医者さんほどではない。まあしょうがないよね、向こうにとっては沢山いる患者の一人で、こちらにとってはいつも一緒にいる家族。なんとなく行動原理は分かるってなものですね。

いやぁ、しかし一度も泣かないし、いやがりもしなかったのは大したものでした。(一度だけ嫌がったね、聴力検査。いつも嫌がるねぇあれ。でも機械を見ると痛いものではないって思い出すのか、ちゃんと検査受けてくれる。なんで嫌がるのかなぁ。その理由はいまいち分からん)