一時期のネットブックばりに続々登場するタブレット端末

タブレットPCではなくて、タブレット端末と言うべきなのか、まったくもってよく分かりませんが、ここにきて、2匹目のiPadを狙おうと、沢山のタブレットが発表されています。そもそも2匹目のiPadという言い方はおかしくて、むしろKindleあたりが対抗馬なのだと思うのだけれど、ここまで来たら「kindle?それっておいしいの?」ってなもんで、少なくとも国内の状況を見れば、2匹目のiPadでしょう。

5inch、7inch、10inchとこれでもかってな勢いで、続々登場。アンドロイドベースなものが多いのが、時のウィンドウズによりPC市場支配に近い感じがしないわけではないのですが、そのベースがLinuxというのは若干異なるところ。マーケットも結構オープン。

たぶんある程度の市場を形成する事になるのだろうとは思います。キーポイントとしては、簡単な日本語入力?タブレット端末が、ネットブックの座を取るというのが、一番モデル的にしっくりくるところ。通信デバイスとの抱き合わせというか、もう内包してしまって、各携帯キャリアから出せばいいわけで、最近の携帯売り場でやっているネットブック抱き合わせ商法の、ネットブックを駆逐してしまえばいい。ユーザーはネットのライトユーザ?

どこまでライトになるか?ってのが気になるところだけれど、ソフトバンクのフォトフレームの立ち位置まですっかり置き換える事ができるわけで、フォトスタンド(+ドック?)同胞で、居間の一番目のつくところに座してもらって、遠隔地にいる家族のために、オンラインフォトストレージにせっせっと写真をあげるパパ・ママってのだって十分視野に入ってきます。

そうしてくると、FaceTimeを比較的オープンなプロトコルとして、クローズドなApple網の中で展開する事を早急に進めないと。これまではあまり積極的なコミットのなかったSkype(できなかった?)がキラーアプリになる可能性が大。GoogleGMailのサービスのビデオチャットをメインにおきたいと思うかもしれないけれど、さて、どうなるか?

電子書籍という立ち位置に戻って考えてみると、オープンなのかクローズなのか分からん書籍販売網はどうにかしたほうがいいだろうけれど、iTunes vs それ以外という形になったら、どうころぶか分からんところ。とはいえ、国内キャリアが一致団結してそんな事をするかしら?そもそも電子書籍をみたいのに、OSだとかキャリアが絡んでくるところが普及を阻む主な要因なのではないかしら。「PCソフト」ってのは、その誕生経緯からしてそうであったとしてもそれほど問題はなかったのだが、「書籍」を歌うのであれば、やはりプラットフォーム依存は避けてもらいたい。「本」ちゅうのは「本屋」で買えるもんで、買ったら読めるわけ。CDだってDVDだってBlueRayだって、それこそLaserDiscだってVHSだって対応するドライブがあれば買う場所は問わないわけ。この例はあまりよくないか?再生環境ってのがOSって事になると、購入する「書籍」のフォーマットが問題になってくる。

そんな事は1年もすれば結果が出る話なので、様子を見てみるのが一番の良い立ち位置なんだけど、それはそうとして、量販店にずらっとタブレットが並ぶようになったら、自分に一番合うサイズってのがどのあたりなのか、じっくり考えてみたいもの。7インチを押していたのだけど、以外と5インチってのが当たりのような気がしてきた。目的によるとは思いますが。参考書的につかうのであれば、もうちょっと大きいほうがいいし。

最近分かった事は意外とiPhoneのタッチパネルも使いつらいって事。指のサイズの問題なのか、汗かきなのがいけないのか、2点ほど

  • 押したいところのちょっと隣をタッチしているらしい
  • 汗をかくと若干指の滑りが悪くなる

なんかね、ゲームしているとうまく操作できない。ゲーム端末として考えるのなら、もう少し画面が大きくて、少々ずれたところをタッチしていても、動作に支障がないものがよい。画面の材質というか、あまり汗が出ないように、本体が熱くならないものがいいな。

ユーザーが熱くなるのをさます方法は、なかなかないのでしょうが。