OpenGPTで少し遊んでみた

最近なにかと話題のOpenGPT。どれだけすごいのか?と少し試してみた。

いやぁ、びっくり。XXXX付近で美味しいレストランは?等、英語で聞いてみたら、人間が回答しているのじゃないかと疑う位、自然な回答が。

「日本語で質問していい?」と日本語で入力したら、別にOpenGPTへの入力である事をまったく指定していないのに、極めて適切な回答。

「中に人はいるの?」なんて、意味が二通りに解釈できるようなあいまいな質問にもしっかりと、違和感のない回答が。

「AIが質問に対して質問をもつか?」なんてなんだか良くわからない質問にも適切に回答してくれる。

場合によっては人に愚痴るより OpenGPT に愚痴っているほうが健康的じゃないのか?なんて思えてくる。回答の長さ・構成・文章のあらわれるタイミング等が、Google やら Siri やらとくらべても格段に人間らしいと感じる AI ですね。

 

WSL と Google 日本語入力

久しぶりに記事を書く。

最近は Windows 11 の WSLg での作業が非常に快適なので、別だてのサーバーにSSH接続することも、Virtual Box 等を使うこともなくなった。スタートメニューから WSL環境のターミナルソフト(Terminator)を起動し、コーディングは VSCode。これでまったく問題ない。

さて、そんな快適な環境で作業をすすめていたところ、なんの気無しに WSL の更新をしてみた。ターミナルを開いて

$ wsl --update

再び WSL での作業を再開してみると、Terminator への入力がおかしなことに。使っているのは日本語配列キーボードなのに、入力されるのは英字配列。

まずはWindowsから再起動し様子を見てみる。初回の Terminator 起動時には問題ない。まったく問題がないわけではなくて、ウィンドウサイズ等の設定が反映されていない等気になるところはあるのだが、少なくともキーボード入力は良い。

一度 Terminator を閉じて、再度起動。ウィンドウサイズ等は一見問題なさそうだが、やっぱり英字配列になっている。起動に必要な時間を考えると、Xサーバーは動き続けているような気もするので、Xの初期化の問題ではないだろう。

いろいろ設定をいじってみても、まったく問題解決にいたる気配がない。

解決したわけじゃないけど、原因は多分わかった?

どうやら問題は Google 日本語入力にあるらしい。問題が本当に Google 日本語入力側にあるのかは良くわからないが、WSLg と Google 日本語入力の相性だろう。Microsoft IME に切り替えると、まったく問題ない。Google 日本語入力にもどすと英字配列になる。

他のアプリならば Google 日本語入力になんら問題ないので、完全に WSLg との相性に思える。Windows ターミナル上での wsl セッション、VSCode のターミナル、その他 Windows 用ターミナルソフトウェア (Tabby 等)でも問題ない。

Windows側でキー入力情報が Google 日本語入力にわたり、その出力が WSLg 環境に渡されるのだろうか?なぜか最後のパスで日本語配列キーボードを使っている情報が抜け落ちる?

もしかしたら HHK Pro Hybrid Type-S 使える?

HHK Pro Hybrid Type-S を Bluetooth でつかっているとチャタリング的なことがおきて、使い物にならないという状況になっていました。Type-S でない方のモデルのキータッチが好きだったので、それならいままで使っていたほうを使おうと、せっかくのBTモデルをお蔵入りしていたわけです。

そんな折にパソコンを更新しました。新しい方のBTはUSBレシーバーの専用タイプ。以前の方は無線LAN用ボードにBT機能がついているタイプ。

もしかしたら?と思い、新しいパソコンでType-Sを使ってみることにしました。

あれ?問題なく使えていそう。今のところBT接続でなにも問題起きていません。問題があるとすると、Type-Sだとなぜか指に無題に力が入るのか肩が凝るような気がするくらい。オリジナルでも実は凝っていたのかもしれませんし、これは慣れの問題なのかもしれません。

すくなくとも変なチャタリングが起きなければ、精神的ストレスは軽減されるわけで、きっとType-S BTを気に入るようになるのではないだろうか?という期待を込めてしばらく使い続けてみようかというところ。

 

これなら、いろいろBTでつないでみようかしら。

 

Logicool Options が使えるようになった

Logicool のマウスを長年つかっている。最近は、設定に Logicool Options というソフトを利用する。しばらく前から Logicool Options が使えない状態になっていた。起動してもデバイスを検索するような画面で停止し、ウィンドウは真っ黒なまま。

アプリをアンインストール&再インストールするとその先に進んだりもするのだけど、しばらくするとまた同じ症状で使えなくなる。基本的にマウスはデフォルト設定で使っているので、問題ないといえば問題ないのだけど、ちゃんと動いてほしい。

で、検索してみると・・・・

qiita.com

こんな記事が。

データ分析を「いいえ、共有しません」と選択する。

そんな事で解決するのだろうか?と半ば疑いながら再インストールしてみると、たしかに問題を回避できている様子。記事をみると 2019/02/09 現在とあるので、最近の問題ではないらしい。Logicool は製品改善の意思はあるのだろうか?と疑いたくなる。

ただ、これまでもアプリ再インストールで一旦は症状改善していたので、もうしばらく様子を見てみよう。

WSLg の解決策

WSLg をつかっていて emacs を起動した時に Ctrl-c 等が入力されてしまう現象、対処方法が分かったような気がする。

問題の根本的解決ではなくて、どういう条件の時にこの問題が生じるか?がはっきりしてきたので、その条件からはずれれば良いという消極的対処法。

どうやら X11セッションの再開時に問題がおきているようだ。セッションというのは正しい表現ではないかもしれない。具体的には Windows Terminal から emacs を起動すると、2回目に問題が生じる。

一度適当な X11 ターミナルソフトウェア(例えば xfce4-terminal 等)を動かし、その中から emacs を起動するなら問題は生じない。よくわからないが、最後の X11 Client が切れると WSLg の X11 Server は停止か休止するのだろうか?再開時になにか問題がある?

今回は X11 ターミナルソフトウェアで問題解消したわけだが、 xeyes なんかを動作させておいて Windows Terminal から複数回 emacs を起動したら・・・・・・、駄目ですね。

さらに問題が。Ctr-z が残ってしまった。emacs を起動すると瞬時に休止モードに入り、画面から消えてしまう。これはいけない。こうなってしまうと Power Shell から wsl --shutdown でWSL を終了しないと回復しない。

結局のところ正解は 「Windows Terminal を使わない」になりそう。Windows 11では(?) WSLg 環境のソフトもスタートメニューやタスクバーに登録できる。多分内部では wsl コマンドで起動しているのだと思うが、Windows の標準 GUI で普通のソフトと区別なく扱えるのは大きい。スタートメニューやタスクバーに Xfce4 Terminal を追加し、Windows Terminal の代わりに使う事にする。 

Windows 11 + WSLg + emacs .... トラブル

またまたご無沙汰。トラブルがあるとメモというか愚痴というか、記録を残す気持ちになる。

さてタイトルにあるように Windows 11 で Windows Subsystem for Linux の話。Windows 11 になってとうとう WSL Gui 略して WSLg が導入された。Linux というか UNIX, BSD の世界では X11グラフィカルユーザーインターフェースの基幹となっている。GUIベースのソフトウェアを使用したいのならX11が必要。サーバー&クライアントシステムとして設計されており、ローカルPC上で X11 Server を走らせる必要がある。

WindowsLinux を利用する選択肢は様々なものが存在したが、結局のところWindows Subsystem for Linux に落ち着いてきた。マイクロソフトご謹製ということもあるし、なんといっても Windows との親和性が非常に高い。一方、X11 ソフトウェアを使いたい場合、何からの方法で X11 Server を用意しないといけなかった。

もしフリー版を望むなら、XMing、VxSrv等のスタンドアロンタイプなもの、結局 WSLセッション用のターミナルが必要なこともあるので MobaXterm 等が選択肢になる。しかし、Visual Studio Code の出来が非常に良いこと、Remote - WSL 機能拡張の存在から、Visual Studio Code をかつての emacs 的に使いたくなる。そうすると MobaXterm よりも XMing、VxSrv が望ましい。

ただしこれらは、そういった事情を把握している人には選択の組み合わせだけの問題である一方、事情に疎い人にとってはもはや何をしているのか???な状況となっていた。

そこで WSLg である。WSL をいれておけば X11 Server もちゃんと走って、なにもきにしないでも emacsX11 ソフトウェアを Windows Desktop で使える。Mac OS X が現れた時に(X11をいれておけば)Unix&BSD ユーザが享受した環境を Windows で再現する事になる。Mac の場合は多くのソフトウェアが Native にデスクトップ環境に対応し、XQuartz の必要性が徐々に低下している現在、こういった環境を必要とするニッチなユーザーの興味を十分ひきつけるものだといえよう。

最初に WSLg の存在を知った段階では、これは単に WSLからの X11 Client セッションのみに対応したものか?と邪推していた。ところが WSL からリモートホストssh + X11 forwading で接続しリモートホストから X11 セッションを貼ってみると、まったく問題なくリモートからのウィンドウがWindows Desktop に表示された。完全な X11 Server じゃないですか。

長々長々と書いてみましたが、結論は Windows 11 + WSLg 最高!

 

・・・・・・で済めば問題なく、そうは問屋がおろさない。

 

さて、ヘビロテなソフトというと emacs。かつてはエディタではなく環境であると言わしめた、必要不可欠なソフトウェア。ログインしたら emacs + mew でメールを読み、emacs + w3m でウェブブラウザを行い、コーディングは当然のことながら、emacs なければなにも作業がすすまない、今の時代でいうところの Browser な役割。

Windows 11 で Windows Terminal を開き、emacs を起動する。まったく問題ない。いろいろ作業をして終了する。メニューの中の Quit なんて選択しない、男は黙って Ctr+X Ctr-C でしょう。

Terminal はそのままに、もういちど emacs を起動しましょう。なぜかバッファーには Ctr+c の連打。どうやら emacs 終了時の Ctr+c が残ってしまう様子。

これをメニューにある Quit から終了してみると、再起動した emacs に不穏な入力は示されない。

いつも Ctr+c かというと、別の時には ccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccccc

となる。終了時に Key 入力の X event がなぜか残り、次のプロセスに渡されている様子。

最初はね、疑いました。HHK の BT 接続。前のポストに愚痴ったように、HHK を BT 接続すると時々妙な振る舞いをする。USB接続すれば問題解決。もしかしたら同じ現象?って。

でもこちらはBTだろうがUSBだろうが関係なく発生します。同じ emacs だけ?というわけでもなく、emacs を最初に起動 Ctr+x Ctr+c で終了、その後に ROOT を起動、TBrowser を表示してもなんだか変なキー入力が発生する。どうも WSLg の問題なのではなかろうか?という段階。

とりあえず emacs を終了する時にはマウス操作で終了すれば問題を回避できます。そもそもエディタ・環境に emacs は必要ありません。Visual Studio Codeがあれば良いかも。

ものはためしに Windows Terminal ではなくて、Visual Studio Code + Remote - WSL 環境で、VSC内の Terminal から X11 Client を動かしてみると・・・・・何の問題もなく利用できます。さようなら emacs

 

 

愚痴:ラズパイ4

ラズベリーパイ4のスターターキットを購入してみた。本体とケース、SDカード、HDMIケーブル等必要なもの一式入っているやつ。

www.okdo.com

ここのセット。結論から書く。

使えないHDMIケーブル付属すんな。

 

本体側はμHDMI。μHDMIHDMIの変換ケーブルが2本付属している。インストラクションにしたがって配線し起動してみると、変な色の画面がうつった時もあるが、まったく映らないときもある。

一番最初の起動時には一応色が変になっているものの、なんとか視認できるレベル。付属したSDカードにはラズパイのイメージライターのようなものが入っていて、起動後に使用するOSタイプを選択し、SDカードにOSを書き込む形式になっていた。

デフォルトのものを選択し、プログレスバーが進行する様子も一応見えていたのだけど、あるタイミングから全く映らなくなった。そこから何度も再起動、ケーブルは他がなかったので、ディスプレイを交換したり試行錯誤を繰り返すが、まったく状況は改善しない。

SDカードはフォーマットして、本家からImageWriterをダウンロードしてOSを新規に書き込むも、まったくだめ。

結果として、μHDMIHDMI変換コネクタをつかってみたところ、問題なく起動した。

 

そんなもん売るな。