まずはDebian

SergeがFreezeしたということもあり、Woody->Sergeアップデート計画を実行しました。手元にはOpenPBSを使って構築したDebianクラスタ(7台)なんかがあったりします。Debianパッケージのないソフトも結構あったりしているので、手順としては

  • とりあえず1台Sergeに
  • そこで必要なソフトはコンパイル
  • コンパイル完了したら、バイナリをNFSディスクにコピー
  • 残りの6台をSerge化

をとりました。

ほぼ1週間ほどかけて1台は完全移行。これで味をしめたので、あとは流れ作業です。さすがDebianアップデートもお茶の子さいさいと思っていましたよ。

RedHadを6から7だか、5から6だかにアップデートしようと、CD-ROMで起動して、アップデートを選択した時にゃあ。起動しませんでした。ええブートするとエラーの嵐。それに比べたらネットワークにつないだ状態で、再起動もしないでアップデートするなんざぁ。すばらしいの一言に尽きます。

実際事の発端はgrubへの移行を忘れていたことかもしれません。ClientにつかっているほかのPC3台は、なにも問題なく移行しました。その時はLILOをgrubに変えまして、ついでにsplashimageなんぞも設定して、なんだか一人おもわず頬が緩んでいたものです。今回は忘れました。ええ、忘れましたとも。で、再起動したのです、sergeになった我が子たちよ。
元気に立ち上がってとばかりに、> reboot ですよ。




LI

"LI"っておい。LIってなんですか。Loaderですらないものに成り下がりおって。緊急用FD?なにそれ?ってとこですよ。まだまだ悪あがきもできるのでしょうが。もういいです。インストールしなおします。

地獄に仏というのでしょうか、$HOMEも諸ソフトウェアもすべて別パーティションだったり、NFSだったりするので、なにも迷うことなく再インストールと相成りました。ここで疑問におもってはいけません。「それなら最初からCDで新規インストールすればよいのでは?」なんては。駄目です。絶対に。