CF-J10 使用感

とりあえず半日くらいいじってみた感想など。

  • 大きさ: ちょうどよい。10インチワイドはなにげに小さいが、出先で使うものであって、母艦とは違うのだからこんなもの。
  • キーボード: 思ったより良い。剛性はそれほど高くないが、そもそもカバーがついているので、そこで若干ソフトな感じが生まれている。ただやっぱりパームレストは狭い。手のひらを当ててタイプする人にはちょいつらいかも。指が微妙にまがっているので、長時間タイプは結構くるような。ラップトップタイピングではそれほど違和感を感じない。
  • 体感速度: さすがにCore i5 + SSDなだけあってなんの不満もない。スリープからの復帰はほぼ一瞬。ふたを開けたらすぐ作業てな感じ。停止状態からの起動も再起動も十分早い。将来どうなるのかはしらんが、現時点では十分にMac Book Airに匹敵する感じ。
  • ホイールパッド。くるくるは便利。パッドの感度はどうなんでしょう。タイプしながら親指の根元が触ることもないのでOK。ただ若干反応が鈍い時もあるようなないような。
  • ディスプレイ: 10インチワイドでそこそこの解像度をもっているので、字などは小さく感じる。ノングレア液晶ですが、まあこんなものかな?というところ。iPhoneのレティーナディスプレイがほしいなぁ。膝の上での作業だとちょい画面が狭いなぁ。ハンドストラップで支えながらの距離だと以外に普通かも。
  • バッテリー: 66%で残り6時間強と言っています。これとiPadがあれば冗談抜きに国際便、バッチコイ!
  • 携帯性: カバーをつけると、大きめの手帳のような感じ。SK3のようにタブレットだといいのにねぇ。FJITSUのキーボード付きタブレットPCはCPUがあれなのがいただけませんが、なんとか頑張って、CF-J10サイズのタブレットPC、でもタフブックでないものが出るとよろしいかと。カバーなしでもいいように思うけど、文房具としてのパソコンとしては悪くない感じ。
  • 筐体: いわゆるレッツノートのグレーのパソコンではなくて、ブラックなんですが、これは悪くない。色、表面の感じ、ぜんぜんOK。ちと分厚いのだけど、分厚い分LANポートなんかもモバイルPCにないくらいしっかりした感じ。右側USBポートが二つあるのもGood。
  • 重さ: カバーつけて 1 kg オーバーなので、かならずしもむちゃくちゃ軽いわけではない。一歩で形状、カバーの効果なのかその重さを感じない。MBAの方が逆にずっしり感を感じるくらい。
  • 音: まあこんなものでしょう。たいして期待もしていない。
  • ストレージ: SSD128GBモデルです。使えるようにセットアップして、まだ60GB程度余っています。
  • メモリ: 2+4の6GBにしておきました。十分。
  • 音: ファンが回るとそれなりに音がします。まあ許容範囲。すくなくとも外で鳴いている虫の音よりは小さい。HDDがないのでHDDの回転音もしませんね。そうなっているとキーボードの打鍵音ですね。柔らかくタイプする人であればかなり静かにタイプできるでしょうね。逆に強くたたく人だと、筐体の影響もあると思いますが、ポンポンというような筐体からの音も出ていきます。パンダグラフのペチペチ音はそれほどしない、というよりかなりしない。そこそこキーピッチがあるので、軽快にタイプしていると少々音がでるかも。とはいえど、由緒正しいメカニカルと比べれば十分しずか。


不満というわけでもないが、ビデオチャット用のカメラくらいはついていてもいいように思う。あるからといって使う訳じゃないのだけど。ブルートゥースがついていると思ったけど、付いていないようだ。ヘッドセット使えるなと思っていたけど、残念。昔入手しておいたブルートゥースアダプタつけてみようかな。

そっか、出張中に二つほどプレゼンの準備もしないといけないので、資料を保存しておかないといけませんね。?GBはそれにとられるとしても、まだまだ容量も十分。


ちっちゃいけれど、かなり標準的なノートパソコンなのではないだろうか。VAIO-TやMBAのような、薄さやデザインの斬新性はないですが、お仕事マシンとして、まっとうな仕上がりに思えます。12インチワイドのThinkPadよりも、11インチワイドのType-Tよりも、ある意味外れのない構成なのかもしれません。


CF-R1は別として、それ以外のレッツノートはじつはあまり好きではありませんでした。なんとも洗練されないデザインと、確かにバッテリーの持ちはいいのだけど、くるくるパッドと上蓋の開く光学ドライブ、それから、トラブルも結構頻発していて、それは本体の問題というよりも、使い方に起因するものだったのだと思っていますが、他の人のレッツノートのサポートする機会の方がおおかった。で、なーんとなくお仕事ならThinkPadでしょう、デザインならVAIOでしょうとおもっていた。今回はちょっとだけレッツノート見直しました。

というよりもだよ、まともなCPU乗っけた11インチワイドクラスのラップトップだしなさいよ!MacBookAir対抗はないんかい!?とマジでいいたい。