ThinkPad X1 Nano ファーストインプレッション

ようやく届きました。ThinkPad X1 Nano。発注が12月、納入が4月。いろいろ文句の言いたいところはありますが、それは脇においておいてファーストインプレッションです。

※ さらに取り違え事件が発生したりして、はからずも違うモデルにも触れることになりましたが、それも含めて。

まずは、小さっ!ですね。今までつかっていたのが X270。大容量バッテリをつけていたので、結構ずっしり重くなっていました。筐体もしっかりとした作りで、ディスプレイサイズは抑えめなのだけど、意外と大きさを感じるモデル。それに対して X1 Nano は小さいですね。ダンボールの外箱から、X1 Nano が入っている箱を取り出すところでその小ささを感じます。あと、内箱おしゃれですね。

内箱から本体を取り出すと、たしかに薄い。今となっては薄いパソコンはそれほど特別ではないですが、片手が軽々持てる 1 kg 以下の本体は良いですね。

注文したものは通常モニタ。ノングレア液晶が目に優しい。Full HD より若干縦長のディスプレイ(2160x1350)も悪くありません。デフォルトでは 150% の拡大率になっていますが、それだと少々手狭なので125% 表示に。100% はちょっと見づらい。

さて、そもそも購入に至ったきっかけは X270 の CPU 問題。X1 Nanoは今の所なにも問題なく、バッテリ駆動でもちゃんと使えます。それが普通なはずなのですが。

最近は移行の手間もさほどなく、順調に使用環境が整いました。本格運用はまだですが、非常によろしいんじゃないでしょうか。

一つ驚いたのはスピーカー。試しに音楽を流してみると・・・・悪くないですね。この薄さでこの音質は結構びっくり。ノートパソコンのスピーカーは正直期待していなかったのですが、悪くない。キーボード上部に放熱用の穴?があり、そこから聞こえてくると思いきや、スピーカーは筐体底面手前側に。机で反射した音がどうやら耳に届いている様子。一旦反射するからなのか、高温側にあるシャリシャリノイズ?が軽減されて、技術のシンポを感じます(あまり聞いて来なかったからだけ?)。

リモートワークにも、コロナ禍明けの出張にも活躍しそうな気がします。

※ 取り違えの影響で触れることができたモデルはタッチパネルモデル。普通のモデルのディスプレイよりも一層厚くなっているグレアパネル。画質はとても綺麗で動画鑑賞には良いのでは?リバーシブルモデルだとタッチパネルも良いですが、とりあえずノングレアの標準ディスプレイで良いかな?という印象。

※ さらにLTE対応。出張が多くなるようだと LTE は羨ましいところ。せっかくなら 5G 対応モデルがでてから手に入れたいような気も。

 

トラブル

外部ディスプレイの認識。原因がまったくわからないのだけど、USB-CハブからのHDMI出力で外部ディスプレイ出力時に、ディスプレイを認識しないトラブルがありました。ディスプレイ・ハブ・ケーブルの組み合わせと、認識する・しないの組み合わせに規則性もなく、最終的には認識するようになるという症状。出先で認識しないのは問題なので、ちょっと困っていたところに取り違え問題が発覚。正しいものがやってきてからは発生していないので、個体の問題?こちらは問題解決したから良かったのですが、相手は大丈夫かしら?

LibreOffice でのプレゼンテーション問題。こちらは再現性あり。最新の LibreOffice 7.1.2 をダウンロード。Impress でプレゼンテーションを開始してみると、スライドが更新されません。外部ディスプレイにつなげて試してみると、メインディスプレイのプレゼンターツールが変化しない。外部ディスプレイの表示はちゃんとページがすすんでいく。これは困ったとなるわけですが、オプションの表示にある「すべてのレンダリングにSkia を使用」の☑を外すと無事解決。Skia はまだ問題が残っているのでしょうか?