さてその後ですが
ThinkPad X31 にインストールした後、いつものようにアップデート＆セットアップを行いました。いくつか変わったことがあるのでメモしておくと、、、
Freshrpmsの設定
FC4のときはaptをダウンロードしてきて、自分でレポジトリを追加しましたが、今回は
のトップページにある、freshrpms-release-???.rpmをダウンロードして、インストールしました。自動的にfreshrpmレポジトリがyumの設定ファイルに追加されます。その後
> yum update
ですね。
yum の GUI
前はaptにすぐ移行して、synapticをインストールしていました。FC5ではGnomeでログインすると、アプリケーションメニューの最後に"Add/Remove Software"というのがあります。これがyumのGUIなので、こいつを使います。
ebライブラリとebview
辞書はやっぱりebviewを使います。ebライブラリのインストールは問題ないのですが、ebviewのコンパイル時に最後のビルドでエラーが出ます。実行ファイルを作るときに、
preference.o: In function `calculate_font_size':
/home/miyachi/Desktop/ebview-0.3.6/src/preference.c:432: undefined reference to `pango_x_font_map_for_display'
と怒られます。要は-lpangox-1.0がオプションに入っていないというだけの事なので、無理矢理Makefileに追加してあげました。ビルドも成功、いまのところ動いています。
Adobe reader
compatもインストールしてありますが、acroreadを実行すると
/usr/local/Adobe/Acrobat7.0/Reader/intellinux/bin/acroread: error while loading shared libraries: /usr/local/Adobe/Acrobat7.0/Reader/intellinux/lib/libJP2K.so: cannot restore segment prot after reloc: Permission denied
といわれますね！？どうしたものか？
にFC4で同様な症状になった報告があがっていますね。SELinuxが原因のようですが。。。
デスクトップメニュー→管理→セキュリティレベルとファイヤーウォールの設定をつかって、SELinuxの設定を変更してみました。どうも「互換性」の中の「テキストリロケーションを用いた共有ライブラリの使用を許可する」というものが鍵のようです。チェックを入れてあげると無事にacroreadが動きました。
